イワシと言えば、庶民に取っては欠かせない
食卓に乗るたんぱく源。
しかし、料理で手を汚すことを嫌う若年層の
増加もあり、一部では高級魚の仲間入りも。
馴染みのある3種類のイワシの中で、最も
小型のカタクチイワシ。
成魚でも10㎝を少し超える程度の小型。
量も多く穫れ、煮干しに使用されるほか、
多くは養殖用に回される。
魚偏に弱いと書く鰯、名前の通り痛み易い。
ウルメイワシは、全長20㎝を超えるサイズに
なることもあるが、丸干しや干物として
食される常連。
魚体の側面に、黒色の斑列があるマイワシは、
体調30cmになることもある大型のイワシ。
マイワシはニシン科に分類され、鮮魚として
店頭に並ぶ機会が多い。
体側に黒丸の斑点が並び、主に太平洋岸を
中心に全国で穫れ、丸干し、干物、煮つけ
など幅広く食されている。
これらの馴染みのある「弱い」魚である
代表格のイワシの仲間に、体長が2・5mに
達するイワシの棲息が確認された。
これまで、数例しか確認されていなかった
[ヨコヅナイワシ]と呼ばれているイワシ。
深海魚[ヨコヅナイワシ]は、海洋研究開発機構
(JAMSTEC)が静岡県沖の駿河湾の深海で発見し、
2021年に新種として登録された。
[ヨコヅナイワシ]は、深海性硬骨魚類で、
自分自身を捕食するものがいない、生態系の
頂点に立つ頂点捕食者[トップ・プレデター]で
あることが突き止められている。
駿河湾から南へ400Km以上離れた伊豆・小笠原
海溝の西七島海嶺の元禄海山の水深2091mに
設置したカメラで捉えられたヨコヅナイワシは
体長が2m53cmで、表面が黒く、大きな目を
持っており、餌が入った籠にゆっくりと近づき、
別の深海魚に大きく口を開けて威嚇して追い
払ったあと、餌を食べようとかごにかみつく
様子が捉えられていた。
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