総務省は、6月21日に有識者会議による[太陽
フレア]による、最悪、携帯電話が2週間に
わたって断続的に利用できなくなるなど被害
想定の報告書をまとめて発表した。
太陽フレアは、太陽の表面の黒点付近で発生
することがおおいとされ、水素爆弾10万発以上
もの巨大エネルギーの爆発で、電磁波やプラ
ズマ噴出が発生し、高さ1~10Kmまで吹き
上がる炎が観察できる。
噴出された電磁波や高エネルギーの粒子、帯電
したガスなどが、早ければ8分ほどで地球に
届き、地球に磁気嵐を発生させて、電波が
乱れ、携帯電話やTVが利用できなくなる。
最悪の場合には、2週間ほどの期間、断続的に
利用できなくなる。
GPSの精度が大幅に低下するため、カーナビも
正常に機能しなくなる。
太陽フレアによって磁場が乱れると、電力
系統に強い電流が流れて、送配電設備に
誤作動が発生し、大規模停電に繋がることも。
1989年に、カナダでおよそ10時間に及ぶ
大規模な停電事故が発生している。
いつ発生するかわからない[太陽フレア]による
広範囲な通信障害や停電事故に対して、有効な
対応手段を国は持っておらず、フレア爆発が
こうした障害に結び付くと判断したときには
警報を出す情報発信機能の整備と構築にとり
掛かるレベル状況。
これを担うのが、総務省が所管するNICT・
情報通信研究機構で、現在も太陽フレアの
監視を行い、観測結果を「宇宙天気予報」と
いう形で専門分野向けに発表している。
一般向けには、これからすこしづつインフラ
整備を行ってゆくという。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿