気象庁によれば、2022年6月19日に珠洲市で
震度6弱を観測した地震以降、震度1以上の
地震の回数は徐々に減っているものの、身体に
感じない小さな地震を含めると依然として
多い状態が続いていると分析している。
地震との関連が指摘されている地殻変動に
ついても、国土地理院がGPSの地殻変動の
データを2020年11月と比較し、分析した結果、
珠洲市で、4・1cmの隆起が観測され、現在も
隆起が続いていることが確認された。
政府の地震調査研究推進本部の地震調査委員会も
地震活動が活発になった2020年12月ごろから
珠洲市の観測点では地面が隆起する地殻変動が
観測され、現在も隆起が続いているとした。
この地殻変動の要因については、地下から水が
上昇する[流体]の影響や、ゆっくりした断層の
動きなど、複数の要因が考えられるとした。
7月11日に開かれた地震調査委員会の定例会合で、
観測データなどの分析から、今回の地震活動や
地殻変動に地下深くにある[流体]が関与している
可能性があるという見解を示した。
過去の地震の研究では、地下に[流体]がある
場所では周辺の岩盤や断層に浸透して影響を
与え、地震活動の活発化につながることが
あると考えられているとする。
しかし、今回の一連の地震活動については、
流体との関わりは特定できてはいないという。
特定はできないが可能性はあるということに。
地震調査委員会は、能登半島では周辺には
活断層もあり、これまで起きている地震より
規模の大きな地震に加え、場合によっては
津波が起きる可能性もあるので、そのことに
留意をして備えを進めてほしいと呼び掛けた。
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