全国の新規感染者数は、大型連休明けに一時
増加したあと、5月中旬以降、減少傾向が続き、
1万5000人前後で推移していたが、6月29日に
2万人を超えた後、7月5日に3万人を超え、
6日には一気に4万5000人へと急増。
第7波に突入していることは数字の上では
明らかに判断ができる。
7日には、東京都で8529人と前の週の2.4倍に、
また、全国でも4万7977人と前の週の2倍超に。
専門家は[急激な感染拡大に直面している]と指摘。
7日に東京都が開いた感染状況と医療提供体制に
ついての専門家会議では、このままのペースで
増えた場合、今月20日時点では1万5000人余に、
さらに来月3日時点では5万4000人余りになると
して対応を急ぐ。
急激な増加については、オミクロン株のうち、
感染力がより高いとされる[BA.5]の疑いがある
ウイルスの割合が増え、置き換わりが進む。
特に、注意すべき状況として20代以下の子供の
感染者比率が3割を超えていること。
東京都内では、コロナ以外のウイルス性の
感染症の子供の患者も増えていて、いずれも
発熱やせきなど風邪のような症状を引き起こす
[RSウイルス感染症]や[ヒトメタニューモウイルス
7日には、東京都の新規感染者数が8000人を
超えているほか、首都圏の各県も増加の勢いを
強めており、沖縄県では3日連続で2000人を
超えており、10万人当たりの感染者数では
814人と断トツ状況は変わらない。
最も感染者数が少ない地域であった島根県で
クラスターの続発もあって下位から一気に
2位の525人と激上昇、また熊本県、佐賀県、
鹿児島県など九州での感染拡大が目立つ。
例によって、政府の対応は鈍く、蔓延防止等
特別措置の申請がないからと、待ちの姿勢。
届け出がないからではなく、対応に危機感が
感じられず、ワクチン接種も3回目の終了者
率が62%と低い状態で鈍い。
2回までの接種効果も、急速に下がってきて
いることが指摘されていることからも、政府の
強力な早期接種への取組みが拡大防止のカギに。
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