スマートフォンから自動車まで、多くの
生産工場の安定生産に打撃を与え続けて来た
半導体不足が、急速に緩み始めたようだ。
半導体がない、不足だと口々に唱えていた
企業も、いざという時に備えて秘かに蓄えて
いた在庫が、表に出てきて一気に品余り感に。
6月には、半導体製造販売の世界最大手の
サムスン電子が、在庫が膨らんでいるとして、
原材料納入業者に出荷を減らすよう要請。
韓国は、中級クラスの半導体の輸出先として
中国の存在が、非常に大きかったが、逆に
5月には中国から半導体が流れ込んで、輸入が
輸出を上回る逆転現象が起こった。
中国国内の景気の悪化で、半導体需要が
減少し、中国内生産の半導体が行き先を
失い、韓国に雪崩れ込んだことで、5月の
韓国の貿易収支は大赤字になった。
中国では、力を付けた半導体生産能力が
需要を上回ったのではないかとの指摘も。
目先の年内にも、供給過剰が表面化するの
ではないかと半導体大国、半導体輸出が
国の貿易収支を左右する韓国を振るえ上が
らせているという。
半導体の量産で、我が世の春を謳歌してきた
サムスン電子やSKハイニックスは、一気に
思わぬ厳冬襲来に震えることになりそうだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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