2023年06月28日 08時39分頃、日本海北部を
震源とするM6・2、震度3の地震が発生した。
震度3を北海道浦幌町で、震度2を北海道の
釧路市や根室市など広い地域で、また青森県、
岩手県、宮城県登米市でも観測。
震源は、北海道の函館から西方に約520kmも
離れた地点で、ロシアのナホトカからは
南東約140Km付近だった。
揺れを観測したのは、震源からは900Kmほども
離れた遠い場所だった。
このような遠く離れた場所で起こった地震で
遠く、北海道や東北地方にまで揺れたのかを
専門家が説明していいる。
この地震の震源の深さは480Kmと深かった。
北海道や東北地方が載っている北米プレートの
下に東から太平洋プレートが沈み込んでいる。
この太平洋プレートの内部で発生した地震だ。
陸のプレートと太平洋プレートの間には、
マントルの層が存在し、このマントルは
プレートよりも、周期の短い地震波が伝わり
にくい性質がある。
沈み込んだ太平洋プレートの深い場所で地震が
発生すると、マントルの影響で、震源の真上には
地震波があまり伝わらず、プレートを伝わり
震源から遠く離れた地域で揺れを観測する
ことがあるが、これを[異常震域]と呼んでいる。
過去には、2019年7月に、三重県南東沖の深さ
約390キロで発生したM6・6の地震では、
宮城県で最大震度4を観測した。
また、2022年11月に、三重県南東沖の深さ
約350キロで発生したM6・1の地震では、
福島、茨城県で震度4を観測している。
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