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2023年7月10日月曜日

中國経済低迷 中国全土でスト多発も抑圧

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔 頭 の 牡 丹



ゼロコロナ政策の中止の切っ掛けは、2022年

11月、河南省鄭州市にあるアップルの製品を

製造するフォックスコン(鴻海科技集団)工場で、

賃金未払いや新型コロナの厳格な感染防止策に

抗議する大規模な集団脱走やストが発生した。

同月末には、南京市内で習近平の進めるゼロ

コロナ政策に抗議して、何も書かれていない

紙を掲げてデモを行う[白紙運動]、或いは

[白紙革命]が各地の大学を中心に広がり、

習近平の母校でもある清華大学でも白紙を

掲げた抗議運動が発生するに及んで、ゼロ

コロナ政策を中止せざるを得なくなった。

このような、大規模で全国的に波及した

抗議活動は、警察力や武力による下手な抑圧

策を採ると、天安門事件の二の舞となるため、

穏便に収拾する策がとられたが、当然ながら

全国民が知る所となった。

だが、ゼロコロナ政策中止後の今年1月から

5月までに、沿海部をはじめ中国全土では、

給与未払いや賃金カット、事前通告なしの

解雇など、経営者による不当な出稼ぎ農民工に

対する弾圧に反発したストライキの発生件数が、

140件に上ると報告されているが、実態は

その10倍、20倍だとされている。

これらのストライキや抗議活動は、警察などに

よる徹底的な抑圧で封じ込められ、SNS上の

個人の報告なども徹底的に削除されている。

更に、受注不足で工場を閉鎖や休業をする

経営者に対して、地方政府は工場閉鎖や

労働者の解雇を許さないため、保有資産や

私財までも食いつぶす羽目に追い込まれた

経営者も少なくないとされる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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