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2023年7月27日木曜日

突風の規模の評価 藤田(F)スケールとは 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
瓊 花  唐招提寺



竜巻などの激しい突風をもたらす現象は、水平

規模が小さく、既存の風速計から風速の

実測値を得ることは困難。

このため、1971年にシカゴ大学の藤田哲也

博士により、竜巻やダウンバーストなどの

突風により発生した被害の状況から風速を

大まかに推定する藤田スケール(Fスケール)が

考案され、突風の評価に使用されている。



F0:17~32m/s (約15秒間の平均)

テレビのアンテナなどの弱い構造物が倒れる。

小枝が折れ、根の浅い木が傾くことがある。

非住家が壊れるかもしれない。

F1:33~49m/s(約10秒間の平均)  

屋根瓦が飛び、ガラス窓が割れる。

ビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、

強い木は幹が折れたりする。

F2:50~69m/s(約7秒間の平均)  

住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊する。

大木が倒れたり、ねじ切られる。

自動車が道から吹き飛ばされ、汽車が脱線する

ことがある。

F3:70~92m/s(約5秒間の平均)

壁が押し倒され住家が倒壊する。非住家は

バラバラになって飛散し、鉄骨づくりでも

つぶれる。

汽車は転覆し、自動車はもち上げられて飛ばされ

森林の大木でも、大半折れるか倒れるかし、

引き抜かれることもある。

F4:93~116m/s(約4秒間の平均)  

住家がバラバラになって辺りに飛散し、弱い

非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまう。

鉄骨づくりでもペシャンコ。

列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも

空中飛行する。1トン以上ある物体が降ってきて、

危険この上もない。

F5:117~142m/s(約3秒間の平均)  

住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の

皮がはぎとられてしまったりする。

自動車、列車などがもち上げられて飛行し、

とんでもないところまで飛ばされる。

数トンもある物体がどこからともなく降ってくる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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