7月4日午後6時ごろ、静岡県西部の掛川市や
菊川市で竜巻とみられる突風が発生し、住宅の
屋根が飛ばされたり、ゴルフ練習場の支柱の
多くが折れる被害が発生した。
この突風では、強い雨や雹を伴っていた。
気象台の職員の聞き取り調査などでは、当時、
発達した積乱雲が通過中であったことから
この突風は、[ダウンバースト]だと推定。
上空の冷たい空気が地上に吹き降ろす「ダウンバースト」か、
ダウンバーストは、積乱雲の中に溜まった
冷たい空気が、一気に吹き降ろす下降気流で、
地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の
流れで地表の建物や電柱などに被害をもたらす。
吹き出しの広がりは、数百mから十Km程度で、
被害地域は円形あるいは楕円形など面的に
広がる特徴がある。
また、よく似た現象に、ガストフロントがある。
これは、積乱雲の下で形成された冷たい(重)
空気の塊が、その重みにより温かい(軽い)
空気の側に流れ出すことによって発生する。
水平の広がりは竜巻やダウンバーストより
大きく、数十Km以上に達することもある。
1996年07月15日 14時:50分頃、 茨城県下館市で
発生したダウンバーストでは、藤田スケールが
F1~F2で、最大風速が、50~70m/sにも達し、
住宅425棟が倒壊、死者1名が出る被害が出た。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿