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2023年7月24日月曜日

中國 国土荒廃進む 海面上昇でGDP1割損失 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
藤  春日大社



今夏も、中国からは激しい変動の気象変動の

受けたニュースが伝え始められている。

6月中旬には、河北省石家荘市で40度超の

気温を記録し、梅雨前線の活動による洪水も

懸念される。

初夏の日本の風物詩だった高度高原からの

黄砂の飛来は、例年以上の激しさだった。

黄土高原は、4000年以上の歴史を誇る中國

民族の興隆と共に、緑豊かだった地の森林を

伐採して、万里の長城の煉瓦作りの燃料にし、

過剰放牧で草の根まで食い漁らせて植生を

破壊して放置した結果が黄土の砂漠に。

沿岸部では、マングローブ林や湿地帯が

漁業の養殖池造成で取り潰され、上海市や

内陸部では過剰な地下水くみ上げで地盤

沈下が激しくなっている。

中国自然資源省が、23年4月に公表した

報告書では、沿岸部の海面は1993年以降、

年平均4mm上昇している。

一部の都市では、海面上昇を上回るペースで

地盤沈下が進み、深圳市の一部では年間、

74mmのスピードで沈下が進む。

中国の海岸線の一部は、既に数十m後退し、

建物やインフラに損害を与えている。

海水の侵入で、飲料水が汚染し、農地では

塩害を引き起こしている。

米国の研究機関の報告では、2100年までに

4300万~5700万人の中国人が満潮時の水面より

低い地帯で暮らすことになり、更に6000万人が

沿岸洪水の脅威に毎年晒されると指摘。

中国国家気候変動専門家委員会は、温暖化が

進むと、2050年までに中国国内総生産(GDP)の

約10%が沿岸洪水の影響で失われる可能性指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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