今夏も、中国からは激しい変動の気象変動の
受けたニュースが伝え始められている。
6月中旬には、河北省石家荘市で40度超の
気温を記録し、梅雨前線の活動による洪水も
懸念される。
初夏の日本の風物詩だった高度高原からの
黄砂の飛来は、例年以上の激しさだった。
黄土高原は、4000年以上の歴史を誇る中國
民族の興隆と共に、緑豊かだった地の森林を
伐採して、万里の長城の煉瓦作りの燃料にし、
過剰放牧で草の根まで食い漁らせて植生を
破壊して放置した結果が黄土の砂漠に。
沿岸部では、マングローブ林や湿地帯が
漁業の養殖池造成で取り潰され、上海市や
内陸部では過剰な地下水くみ上げで地盤
沈下が激しくなっている。
中国自然資源省が、23年4月に公表した
報告書では、沿岸部の海面は1993年以降、
年平均4mm上昇している。
一部の都市では、海面上昇を上回るペースで
地盤沈下が進み、深圳市の一部では年間、
74mmのスピードで沈下が進む。
中国の海岸線の一部は、既に数十m後退し、
建物やインフラに損害を与えている。
海水の侵入で、飲料水が汚染し、農地では
塩害を引き起こしている。
米国の研究機関の報告では、2100年までに
4300万~5700万人の中国人が満潮時の水面より
低い地帯で暮らすことになり、更に6000万人が
沿岸洪水の脅威に毎年晒されると指摘。
中国国家気候変動専門家委員会は、温暖化が
進むと、2050年までに中国国内総生産(GDP)の
約10%が沿岸洪水の影響で失われる可能性指摘。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿