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2023年7月12日水曜日

7月に黄砂がやって来る 統計では発生減少傾向

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ボ  タ  ン



7月2日に、中国内陸部の新疆ウイグル自治区で

砂塵の高さが100mにも達する黄砂が発生して

街を飲み込む様子がSNSに投稿されていた。

迫ってきた黄砂は、数分のうちに街全体を覆い、

当たりが見えなくなったと伝える。

もし、この黄砂が日本列島に到達し、全国に

在る観測地点11ヶ所のどこかで観測されれば、

7月に観測された黄砂としては初めてのことになる。

あるSNS黄砂の予報では、8日から10日にかけて

東北地方から北海道で観測され、また11日から

首都圏で濃度の高い黄砂が観測されると予測。

今年は3月からこれまで9日観測されている。

過去では、2001年から2010年までの10年間

平均では22・8日と非常に多かった。

特に、2001年には38日という記録がある。

2011年から2020年までは年平均で8・2日と

大幅に減少している。

だが、2021年位は16日と多くなっている。

黄砂発生は、年によってばらつきが多いが、

発生源の中国国内の気象変動や環境にも

左右されているようだ。

中國での文化発展と共に荒廃が進んだ黄土地帯、

近年、日本人も参加して植林が進み、昔の

樹木が生い茂っていた森復活に期待が強かった。

しかしながら、中国人の食生活の変化、西欧化も

影響して穀物不足が深刻化。

習近平は、これまでの植林を推奨する政策の

[退耕還林]から、食糧増産に向けて耕地を増やす

[退林還耕]に政策を転換。

結果は、黄砂発生増につながりそうだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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