7月2日に、中国内陸部の新疆ウイグル自治区で
砂塵の高さが100mにも達する黄砂が発生して
街を飲み込む様子がSNSに投稿されていた。
迫ってきた黄砂は、数分のうちに街全体を覆い、
当たりが見えなくなったと伝える。
もし、この黄砂が日本列島に到達し、全国に
在る観測地点11ヶ所のどこかで観測されれば、
7月に観測された黄砂としては初めてのことになる。
あるSNS黄砂の予報では、8日から10日にかけて
東北地方から北海道で観測され、また11日から
首都圏で濃度の高い黄砂が観測されると予測。
今年は3月からこれまで9日観測されている。
過去では、2001年から2010年までの10年間
平均では22・8日と非常に多かった。
特に、2001年には38日という記録がある。
2011年から2020年までは年平均で8・2日と
大幅に減少している。
だが、2021年位は16日と多くなっている。
黄砂発生は、年によってばらつきが多いが、
発生源の中国国内の気象変動や環境にも
左右されているようだ。
中國での文化発展と共に荒廃が進んだ黄土地帯、
近年、日本人も参加して植林が進み、昔の
樹木が生い茂っていた森復活に期待が強かった。
しかしながら、中国人の食生活の変化、西欧化も
影響して穀物不足が深刻化。
習近平は、これまでの植林を推奨する政策の
[退耕還林]から、食糧増産に向けて耕地を増やす
[退林還耕]に政策を転換。
結果は、黄砂発生増につながりそうだ。
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