上海市衛生健康委員会が発表した[2023年
上海市人口監測統計資料主要データまとめ]で
女性1人が生涯に産む子どもの推定人数の
[合計特殊出生率]は0・6だったことが判明。
このショッキングな数値に対してネット上では
様々な反響があったが、現在の中国社会を
反映する内容に、興味深いものがある。
[この世界は本当に子どもに体験させたいと
思えるものか?よく考えるべきだ]という
コメントへの評価が最も高かったという。
さらに、[恋愛、結婚、出産にかける時間と
お金があるのか?][結婚も出産もしないのが
安全][子どもへの責任を負うとはどういう
ことか。それは産まないことだ]など、今を
生きる中国の若者のコメントが続く。
この少子化現象の根源は、毛沢東の指示で
1979年から始まり、2014年まで続けられた
一人っ子政策に大きな要因がある。
一人っ子政策を指示するにあたって毛沢東は、
[少生優生、幸福一生(少なく優れた子を産み
一生幸福に)]とするスローガンを掲げた。
将に、2022年には1・09にまで落ちた少子化を
称えているかのようなスローガンに。
安定的で持続的な社会を維持するためには、
2・07の合計特殊出生率が必要とされる。
韓国は23年に0・72となり、消えゆく最初の
国家と揶揄されるが、日本も笑っていられない。
2023年には、前年の1.26から8年連続で低下し
1・20となり少子化、人口減少が続く。
1・0を切る自治体には大都市部の東京都豊島区
0・89や大阪市浪速区0・80、京都市東山区0・76
などがあげられている。
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