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2024年7月11日木曜日

上海市 23年の出生率は[0.6] 日本は1・20

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
堤のツバキ



上海市衛生健康委員会が発表した[2023年

上海市人口監測統計資料主要データまとめ]で

女性1人が生涯に産む子どもの推定人数の

[合計特殊出生率]は0・6だったことが判明。

このショッキングな数値に対してネット上では

様々な反響があったが、現在の中国社会を

反映する内容に、興味深いものがある。

[この世界は本当に子どもに体験させたいと

思えるものか?よく考えるべきだ]という

コメントへの評価が最も高かったという。

さらに、[恋愛、結婚、出産にかける時間と

お金があるのか?][結婚も出産もしないのが

安全][子どもへの責任を負うとはどういう

ことか。それは産まないことだ]など、今を

生きる中国の若者のコメントが続く。

この少子化現象の根源は、毛沢東の指示で

1979年から始まり、2014年まで続けられた

一人っ子政策に大きな要因がある。

一人っ子政策を指示するにあたって毛沢東は、

[少生優生、幸福一生(少なく優れた子を産み

一生幸福に)]とするスローガンを掲げた。

将に、2022年には1・09にまで落ちた少子化を

称えているかのようなスローガンに。

安定的で持続的な社会を維持するためには、

2・07の合計特殊出生率が必要とされる。

韓国は23年に0・72となり、消えゆく最初の

国家と揶揄されるが、日本も笑っていられない。

2023年には、前年の1.26から8年連続で低下し

1・20となり少子化、人口減少が続く。

1・0を切る自治体には大都市部の東京都豊島区

0・89や大阪市浪速区0・80、京都市東山区0・76

などがあげられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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