中国南部では、例年以上に速い5月から始まった
梅雨入りで長雨が続いたうえ、以前にも増して
豪雨の頻度も増して、広東省から福建省に
かけて6月には大洪水に見舞われている。
また、中部地域では、河南省の省都である
鄭州で6月中旬、最高気温が45・4℃を記録。
河北省や河南省、山東省でも前日の最高気温が
40℃を超えるなど、一気に酷暑の季節に。
気候変動の激しさは、広大な面積と膨大な
人口を抱える中国では、農作物への影響が
懸念される。
南部とは裏腹に、穀倉地帯でもある華北平原では
熱波と共に旱魃が懸念されている。
降雨量が少ない華北では、農業は専ら灌漑に
依存しているため、河川などでの渇水は
たちどころに、減収、不作として跳ね返る。
旱魃に対して、現地政府は条件が整えば人工
降雨を実施対策を明らかにしている。
華北平原では、温室効果ガスの排出量が大幅に
削減されない限り、猛暑のリスクは存在し、
集中的な灌漑農業は、この猛暑をより激しく
させるアクセルとなると専門家は指摘する。
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