日本列島は、2000万年前までは大陸の沿海
地方辺りに引っ付いた形で存在していたのが
1700万年前ごろに、大陸から引き剝がされて
東に移動し、この時の裂け目に日本海が
出来たと地質学の専門家は説明する。
この日本海が出来ると共に、剥がれた日本
列島は南北に、静岡辺りを起点にV字型に
二つに折れ、深さが6000mにもなる深い
溝が出来た。
この溝が埋まって、フォッサマグナが形成
されたと説明されている。
現在も、日本列島をV字型に二つに折り曲げた
フォッサマグナと日本海の形成との関連性に
ついては未知のことが多くあると研究者は言う。
フォッサマグナは6000mもの深い溝なので
この溝の西側に沿ってマグマが上がって来て
富士山やアルプの火山帯が形成されたのだ。
焼岳で火山性地震が頻発していると報じられて
いるが、これもフォッサマグナと関連する。
地球の中心核を形成するマントルは、温度の
上昇で軟化してプルーム(煙)となって、圧力の
弱い場所に吹き上がりマグマを造る。
乗鞍岳を始めとするアルプの火山列は、
地面の圧力の弱いフォッサマグナに沿って
上昇してきたマグマによって作られたのだ。
ハワイ列島は、南から北へ移動する太平洋
プレートの割れ目に沿ってプルームが出来て
火山島となり、列島の南端で新しい火山島が
誕生しては、北進してやがて海中に沈み、
アリューシャン列島に行き着く。
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