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2024年7月5日金曜日

H5N2型鳥インフル、初めて人の症例報告

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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 世界保健機関(WHO)は6月5日、H5N2型の

鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が

初めて確認されたと発表した。

感染が確認されたのはメキシコで、患者は

合併症のため死亡した。

米国の乳牛の間で流行しているH5N1型も、

今回人への感染が確認されたH5N2型もA型の

インフルエンザウイルスで、世界各地では

主に鳥類が感染している。

H5N1については1996年以来、ヒトの感染

症例が約900報告されており、感染が確認

された人のほぼ半数が死亡している。

メキシコでH5N2の感染が確認された患者の

感染源は不明。

メキシコ国内では、家禽類のH5N2感染が

報告されており、患者が住んでいた隣の州では

3月に養鶏場でH5N2の流行が報告されていた。

この患者が入院中に接触した17人は、検査の

結果いずれもH5N2感染は確認されなかった。

更に、患者の自宅の近所でさらに12人の接触者が

特定され、うち7人に症状があったが、検査の

結果ではH5N2感染は確認されなかった。

この鳥インフルエンザウィルス感染の影響で

メキシコ国内では、ニワトリやアヒルなどの

肉類の価格が暴騰。

日本の輸入鶏肉の7割を占めているブラジルでも

鶏肉や卵の価格が暴騰しており、世界の市場

へも品不足と価格上昇の波が押し寄せている。

日本でも、鶏肉や卵の価格暴騰が懸念される。

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