中南米のコスタリカの密林は、多種、多様な
昆虫が棲息する珍虫の宝庫で、昆虫の専門家が
密林に入ると、必ず新種を見つけてくるという。
一方、広い海洋にも未知の生物の宝庫がある。
チリ沿岸からイースター島にかけてサラス・
イ・ゴメス海嶺とナスカ海嶺が広がっている。
深海生物の専門家たちの調査で、4つの海山が
確認され、最も高い海山は3,530mもあった。
深さ4500mまで潜水できる潜水ロボットを
用いた調査では、10座にも達する海山の
山裾には、多様な生物の生息が見られるが
中でも海綿の多様性には驚かされたという。
調査では、100種類を超える深海生物が
新たに発見されたという。
この一帯には、フアン・フェルナンデス海洋
公園とナスカ・デスベントゥラダス海洋公園と
いう、2つの海洋保護区が存在する。
フアン・フェルナンデス諸島の海洋環境は
地球の海にわずかに残された、原始に近い
状態で存在する貴重な海洋。
フアン・フェルナンデス諸島の周辺で見つ
かった種のうち、約72%は固有種であるという。
ここから北方のエクアドル沖に在るガラパゴス
諸島では、中国の大型漁船団が底引き網を
用いた大掛かりな違法漁業を行っており、
国際的な非難を浴びている。
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