厚生労働省は、全国約5000の定点医療機関から
7月8~14日に報告された新型コロナウイルス
感染者数は5万5072人で10週連続で増加し、
感染[第11波]に入ったとの見方が強まった。
全国の1医療機関当りの感染者数は11・18人で
前週比1・39倍となった。
また、入院した人は14日までの1週間で
3081人で3週間前と比べ倍増した。
感染は、九州など西日本で広がっており、
最多が鹿児島の31・75人、次いで佐賀29・46人、
宮崎29・34人となっており、大都市圏では、
東京7・56人、大阪9・65人、愛知15・62人。
新型コロナの流行はは冬だけでなく、夏にも
流行を繰り返し、23年のピークは8月下旬。
流行しているウィルスの主流は、23/24年冬に
第10波を起こしたオミクロン株の変異株、
JN・1がさらに変異したKP・3で、さらに
感染力と免疫から逃れる能力を高めている。
世界的に流行しているKP・3は、日本国内では
4~5月ごろから流行の主流になっており、
8月にはピークを迎えるものと見られている。
専門家は、梅雨明けと共に感染拡大が予想
されるため、特に高齢者は十分な対策をとり、
感染が疑われる場合にはすぐ医療機関に
行く必要があるとする。
23年5月に新型コロナの感染症法上の位置
付けが5類に移行し、24年3月末で治療薬の
公費負担などの支援策が終了したことで、
患者の経済的負担による受診控えなどの
影響が懸念されている。
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