l 子供が感染することが多い[マイコプラズマ
肺炎]の患者が、2016年以来となる大流行。
国立感染症研究所のまとめでは、24年は
マイコプラズマ肺炎の患者の報告が急増して
おり、8月11日までの1週間に全国500か所の
医療機関から報告された患者の数は1医療機関
あたり1.14人となり、大流行となった2016年
以来、初めて「1人」を超えた。
都道府県別でみますと、多い順に
▼大阪府で3.72人
▼福井県で3.5人
▼岐阜県が3.2人
▼東京都では2.12人
▼愛知県では2.07人
マイコプラズマ肺炎に感染すると、乾いた
せきが長く続くことが特徴であるが、感染から
発症までの潜伏期間が2週間から3週間と長く、
いつ感染したかわかりづらいほか、症状が
出ても風邪だと思って出歩く患者も多いため、
[歩く肺炎]とも呼ばれている。
マイコプラズマ肺炎は、[肺炎マイコプラズマ]と
いう細菌に感染して起こる呼吸器の感染症。
厚生労働省の報告では、例年、報告される
患者のおよそ80%は14歳以下だという。
感染すると、発熱や全身のけん怠感、頭痛、
せき、皮膚の発疹などで、中でもせきは熱が
下がったあとも数週間続くのが特徴。
感染経路は、飛まつ感染と接触感染が中心で、
学校や保育園、幼稚園など集団で過ごす場面で
流行しやすいとされていり、今回の流行では
夏休み明けの感染急拡大が懸念されている。
専門家は、治療について、感染しても軽症の
場合は自然に回復するが、症状により抗菌薬に
よる治療を行うこともある。
だが、およそ10%のケースで肺炎を起こし、
重症化すると入院が必要なことがあるほか、
心筋炎や脳炎などの合併症が起きることもある。
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