l 喘息と言えば子供の病気だと思っていたが
大人になってから発症することもあるから
油断禁物。
最近、関西の落語家、二代目ざこばさんが
喘息で亡くなったと報じられ話題になった。
厚生労働省によると、喘息による死亡は近年、
減少傾向が続いており直近では年間1千人程度。
だが、重症化する場合もあり注意が必要だとする。
厚労省の人口動態統計によると、1995年には
年間7千人超が喘息で死亡していたが、
治療法や治療薬の進歩などから減少している。
2022年では、日本人の死亡総数約157万人の
うち喘息による死亡は男性377人、女性627人の
計1004人だったから7分の1ほどに。
喘息の専門医の説明では、空気の通り道である
気道(気管支など)に炎症が生じて気道の粘膜が
むくむことと、気道の周りの筋肉(平滑筋)が
収縮することで気道が狭くなり、空気の通りが
悪くなる病気。
炎症をくり返すと気道そのものが[過敏]になる
ため、冬季や冷房などの冷たい空気やダニ、
埃など外からの刺激に敏感に反応し、喘息
発作を起こす。
発作を起こすと、軽い咳や[ぜーぜー、ひゅー
ひゅー]という息苦しさからの独特の呼吸音を
伴う呼吸困難になり、重症の場合は気道が
塞がって窒息死という事態を招く。
喘息は、[アレルギー性疾患]のイメージが
強いが、20代以降に発症する[成人ぜんそく]の
半数以上は[非アトピー型]だといわれ、気道の
炎症に体質やストレスなど様々な要因が関係して
発症するので、まさか自分が喘息とは思わず
受診が遅れることも少なくないので、風邪の
後で咳がなかなか治まらない、運動をすると
息苦しい、早朝や夜間に咳き込むような症状が
続く場合は呼吸器内科を受診することを勧める。
また、重い喘息発作の3大原因として[風邪、
過労、ストレス]を挙げており、多忙だからと
言って無理をすることが、成人喘息の発症の
大きな要因になると指摘。
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健康と安心のメタボへの備えは?
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