l 震源地から700kmも離れた地域まで被害を
及ぼす長周期地震動に対して、国も検討会を
開いて揺れの大きさの指標を発表している。
概ね14~15階建以上の高層ビルを対象として、
地震時の人の行動の困難さの程度や、家具や
什器の移動・転倒などの被害の程度を基に
揺れの大きさを4つの階級に区分した[長周期
地震動階級]という指標を発表している。
①長周期地震動階級1:(やや大きな揺れ)
室内にいたほとんどの人が揺れを感じる。
驚く人もいる。
ブラインドなど吊り下げものが大きく揺れる。
②長周期地震動階級2:(大きな揺れ)
室内で大きな揺れを感じ、物につかまりたい
と感じる。
物につかまらないと歩くことが難しいなど、
行動に支障を感じる。
キャスター付き什器がわずかに動く。
棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
③長周期地震動階級3:(非常に大きな揺れ)
立っていることが困難になる。
キャスター付き什器が大きく動く。
固定していない家具が移動することがあり、
不安定なものは倒れることがある。
間仕切壁などにひび割れ・亀裂が入ることがある。
④長周期地震動階級4:(極めて大きな揺れ)
立っていることができず、はわないと動く
ことができない。
揺れにほんろうされる。
キャスター付き什器が大きく動き、転倒する
ものがある。
固定していない家具の大半が移動し、倒れる
ものもある。
間仕切壁などにひび割れ・亀裂が多くなる。
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