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2024年9月17日火曜日

食中毒を起こす病原菌と特徴①

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l 食中毒の原因は、①細菌、②ウイルス、

③自然毒、④化学物質、⑤寄生虫の5つに

大きく分けられる。

この中で食中毒発生の原因で、事件数の

多さでは⑤のアニサキスによるもの。

これは、個人が発症するケースが殆どだから。

一般に、食中毒の三大原因として挙げられる

のが、サルモネラ属菌、腸 炎ビブリオ、

黄色ブドウ球菌の三つ。

*サルモネラ菌

生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺しなど

生のままのものや十分に加熱していない卵・

肉・魚などが原因となる。

乾燥に強く、熱には弱い特徴がある。

食後、6時間~48時間で、はきけ、腹痛、

下痢、発熱、頭痛などの症状が出る。

*黄色(おうしょく)ブドウ球菌

ヒトの皮膚、鼻や口の中にいる菌。

化膿やただれた傷、ニキビを触った手で

食べ物を触ると菌が付着。

生ものだけでなく加熱した食べ物を手作業で

触るときにきんが付着する。

おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パンなど。

料理では、手洗いと手袋着用が必須条件。

食後30分~6時間で、はきけ、腹痛などの

症状が出る。

この菌が作る毒素は熱に強く、一度毒素が

できてしまうと、加熱しても食中毒を防げない。

腸炎ビブリオ菌

生の魚や貝などの魚介類が原因となる。

刺身、寿司など。

塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に

弱い特徴がある。

食後4時間~96時間で、激しい下痢や腹痛などの

症状が出る。

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