2025年1月早々から中旬にかけて、日本の
日本海沿岸北部地域は異常な降雪が続いた。
この時の大陸からの寒気団は、日本列島だけで
なく、アジア南部にも大きな影響を与えていた。
年中暖かなタイのバンコクでは、1月13日
気温が15・2度にまで下がる寒さに襲われた。
バンコクの1月の平年の気温は23~33度。
北半球の各地から、寒さを逃れで訪れる
旅行者も多い時期で、24℃になれば冬だと
言って人々は厚手のジャンパーで身を包む。
時折、中国から南下した寒気団で、低温に
見舞われることもあり、気象当局の統計では、
バンコクの過去の最低気温記録は1955年
1月12日の9・9度。
また、台湾も同様に寒気団の張り出しで、
年初から、1月11日までに急速な気温の低下に
よるショックなどで病院外で亡くなる
[院外心停止患者(OHCA)]が続出して、492人が
犠牲になったと伝えている。
10日には一日で54人、11日には55人に増えて
おり、中には高齢者だけでなく中高年も。
台湾から更に南へ下がると、冷房設備は
あっても暖房設備がなく、乗用車にはヒーター
機能が備えられていないのが普通。
家庭でも、電気ヒーターを所有しない人が
気温が下がる深夜か朝方にかけて、心筋梗塞
などを起こして病院に救急搬送されるケースが
多いとされている。
国立台湾病院は、心血管疾患や関連のリスク
要因のある人、特に高齢者は早朝に心血管
関連の急性疾患が発生しやすいと警告。
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