地震調査員会は、2025年1月1に発表した
内陸で大きな地震を引き起こす可能性の
高い活断層の最新の評価を発表し、最も
危険度の高い部類となるSランクに、新潟県
西部の[長岡平野西縁断層帯」を加えた。
長岡平野西縁断層帯は、佐渡島中央部の東方の
新潟市沖から南へ、新潟市西部から巻、吉田、
燕市を通り小千谷市まで、ほぼ信濃川の流れに
沿って多くの断層が連なる全長83Kmの断層帯。
長岡平野西縁断層帯の平均的な上下方向の
ずれの速度は、3m/千年程度の可能性があり、
最新の活動は13世紀以後にあったと推定。
この断層帯の平均活動間隔は約1千2百−
3千7百年であった可能性がある。
長岡平野西縁断層帯は、全体が1つの区間と
して活動した場合、M8・0程度の地震が発生
する可能性があるとされている。
2004年(平成16年)10月23日に、小千谷市に
近い、南西部の長岡市川口町付近で深さ
13Kmを震源とするM6・8の直下型地震の
新潟県中越地震発生している。
この地震で、当時観測史上2回目の最大震度
7を川口町で記録。
本震発生後、2時間の間に震度6を3回、地震
発生日に計164回の有感地震を観測した。
その後も、周辺地域で激しい余震が続き、
10月31日までの間に計600回、11月30日
までの間に計825回の有感地震を観測。
この付近は、[新潟―神戸ひずみ集中帯]と
呼ばれる地域に当たり、国内でも特に地殻の
ひずみが大きいとされる地域であり、
新潟から長野、滋賀を経て神戸まで延びている。
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