嬉しい話は、出来るだけ早くした方が良い。
大統領逮捕劇で、国内が揺れ政治が大混乱して
いる最中の1月3日に、韓国行政安全部は、
2024年の韓国の出生数が前年の23万5,039人より
7,295人多い24万2,334人だったと発表した。
年間出生数が前年を上回ったのは9年ぶり。
世界で、一っ番先に消える国と揶揄されて
いる韓国、0・72だった合計特殊出生率も
0・74と0.02ポイント上昇。
国会予算政策処は、2028年まで緩やかに
上昇する見通しだと発表している。
政治的混乱が、この期待に水差さないよう願う。
一方、お隣の中国は、雲行きが怪しい。
中国国家統計局は、1月17日に発表した2024年
末の総人口は14億0800万人で、23年末から
139万人 減少と3年連続だった。
合計特殊出生率は、2022年に1.09に下がったと
報じた後、23年に続き24年も発表は取り止め。
かっての、若年層の失業率の発表を取り止めた
時と同様、出生率も悪化を辿っているようだ。
とうとう、1・0を割り込んだな、との推測も。
党中央が打出す政策や施策は、若者の将来の
夢を閉ざす様なことばかりだと思っていたが、
とんでもない人口増加対策が発表された。
当局は、独身者に結婚促す政策の強化の一環と
して、大学に独身学生向けに[恋愛講座]を
開設するよう要請しているという。
中国国家衛生健康委員会はが、24年12月に
学生の交際を奨励するために大学に[結婚と
恋愛の教育課程]を設けるよう求めたという。
恋愛は兎も角、結婚はお遊びではない。
地方政府の中には、既婚女性に電話をして、
家族を造る計画や出産の勧め、中には健康
診断を勧める電話までして、出産奨励を行う。
財政が苦しいはずの地方政府中には、女性が
第2子を出産すれば約216万円(10万元)が
支給されると案内する例もあるという。
経済的、社会的環境づくりを放置したまま、
結婚を奨励し、出産を進めるような施策を
進めても逆効果だろう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿