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2025年2月17日月曜日

中国の人口増加対策 大学で“恋愛講座開設”

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶  花



嬉しい話は、出来るだけ早くした方が良い。

大統領逮捕劇で、国内が揺れ政治が大混乱して

いる最中の1月3日に、韓国行政安全部は、

2024年の韓国の出生数が前年の23万5,039人より

7,295人多い24万2,334人だったと発表した。

年間出生数が前年を上回ったのは9年ぶり。

世界で、一っ番先に消える国と揶揄されて

いる韓国、0・72だった合計特殊出生率も

0・74と0.02ポイント上昇。

国会予算政策処は、2028年まで緩やかに

上昇する見通しだと発表している。

政治的混乱が、この期待に水差さないよう願う。

一方、お隣の中国は、雲行きが怪しい。

中国国家統計局は、1月17日に発表した2024年

末の総人口は14億0800万人で、23年末から

139万人 減少と3年連続だった。

合計特殊出生率は、2022年に1.09に下がったと

報じた後、23年に続き24年も発表は取り止め。

かっての、若年層の失業率の発表を取り止めた

時と同様、出生率も悪化を辿っているようだ。

とうとう、1・0を割り込んだな、との推測も。

党中央が打出す政策や施策は、若者の将来の

夢を閉ざす様なことばかりだと思っていたが、

とんでもない人口増加対策が発表された。

当局は、独身者に結婚促す政策の強化の一環と

して、大学に独身学生向けに[恋愛講座]を

開設するよう要請しているという。

中国国家衛生健康委員会はが、24年12月に

学生の交際を奨励するために大学に[結婚と

恋愛の教育課程]を設けるよう求めたという。

恋愛は兎も角、結婚はお遊びではない。

地方政府の中には、既婚女性に電話をして、

家族を造る計画や出産の勧め、中には健康

診断を勧める電話までして、出産奨励を行う。

財政が苦しいはずの地方政府中には、女性が

第2子を出産すれば約216万円(10万元)が

支給されると案内する例もあるという。

経済的、社会的環境づくりを放置したまま、

結婚を奨励し、出産を進めるような施策を

進めても逆効果だろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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