ページ

2025年2月25日火曜日

巨大な内陸地震であった慶長伏見地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ ド リ ギ 



2025年に、兵庫県南部地震(1995年1月17日)

発生から30年を迎え、現地で慰霊祭が行われ、

自身の記憶を後世に伝えることを誓った。

地震からほぼ400年ほど前に、巨大地震が

兵庫県南部を襲っていた。

1596年9月5日(文禄5年閏7月13日)に発生した

慶長伏見地震である。

地震発生後に、文禄から慶長へ改元が行われた。

この地震の規模は、M 7.25-7.75程度と推定

されており、震源地とされる伏見では、秀吉が

居城用に改修中の伏見城天守が崩壊して、

城内だけでおよそ600人が圧死したとされる。

京都・伏見付近の有馬-高槻断層帯、及び六甲・

淡路島断層帯を震源断層として発生した地震で

兵庫県南部も大きな揺れに見舞われた。

伝えられている地震の被害は、伏見城のほか

京都では、東寺・天龍寺・二尊院・大覚寺・

方広寺大仏(京の大仏)などが損壊した。

その他、被害は京阪神・淡路島の広い地域に

及び、大阪・堺・神戸では家々が倒壊した。

四国の高松市でも強震を伴ったとされている。

慶長伏見地震発生の4日前に中央構造線の

愛媛県を震源とする慶長伊予地震(M7・0前後)が、

前日には別府湾-日出生断層帯の東部を震源と

する慶長豊後地震(M7・0前後)が発生している。

慶長伏見地震は、これらの地震に誘発されて

発生したとする研究がある。

*慶長伊予地震:1596年9月1日(文禄5年閏7月

9日)に、中央構造線断層帯の愛媛県西条市から

松山市付近までの高縄半島の付け根部分に

横たわる川上断層が震源。M7・0前後と推定。

*慶長豊後地震:1596年9月4日(文禄5年閏7月

12日)に、中央構造線断層帯の大分県の別府

湾口を震源とする地震。M6.9-7.8と推定。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: