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2011年9月13日火曜日

鳥インフルエンザの季節

春の里川  油絵






秋になり冬鳥が渡って来る時期が近付いた。

中国東北地方やシベリアから渡って来る冬鳥は

鳥インフルエンザの運び屋でもある。

運ばれた鳥インフルエンザウィルスが直接、間接に

養鶏場のニワトリに感染し、大量の殺処分が

行われることだけは避けたいものだ。

2010年12月から2011年3月までの間に、

全国で鳥インフルエンザにより死亡している

鳥が過去最多の60羽見つかっている。

環境省は、渡り鳥が持ち込む鳥インフルエンザ

ウィルス感染や拡大防止に備えたマニュアルを

作成して都道府県に配布した。

カモ類やワシタカ類を含め、1羽でも死んでいる

鳥を見つけたら、感染確認検査を行うこと。

また、ツルなどの集団飛来地では、出来るだけ

集団を小さくすると共に、えさ場の間隔を空けて

鳥同士の接触を少なくする対策も含まれている。

山野を散歩する際に鳥の死骸を見つけたら

手を触れず、届けることが必要だ。

鳥インフルエンザに感染した死亡者数は、現在も

東南アジアやエジプトを中心に増え続けている。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月12日月曜日

日本も「ポテチ税」を導入しては。


朝日の富士山  油絵





ハンガリーの子供たちにとっては9月1日は

非常に忌わしい日となった。

1日から、ポテトチップスやお菓子類、それに

アイスクリームなど、塩や砂糖が多く含まれてる

ものに対して税金が掛けれて値上りになった。

理由は、ハンガリーの国民は他のヨーロッパ

諸国の人たちに比べて健康状況が良くないため

塩分や糖分を多く含むスナック菓子類の摂取を

控える健康増進策、医療費削減策としている。

メタボになる人を減らし、国の医療費負担を減らす

のは課税の目的としては説得力を備えている。

だが、本音は5~20%の課税による税収額は

88億円程度になると見込まれている。

金融危機以降、経済の低迷で財政危機に陥って

いるハンガリーはEU連合から財政赤字の削減を

求められており、世界で初の「ポテチ税」となった。

この「ポテチ税」の採用は日本も課税源として

見逃す手はなない、と財務省は考えているのでは。

ポテトチップスの日本国内消費量は莫大だ。

正確には判らないが、40万トンほどありそうだ。

仮に40万トンの製品があるとすれば100g入りの

袋で40億袋。

1袋100円で10%課税すれば、たちまちにして

400億円の歳入増となる。

メタボ対策で国の医療費負担も減り万々歳だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月10日土曜日

ユッケは高級料理に

山中の渓流  油絵






4月21日、富山市で発生したユッケによる腸管

出血性大腸菌の「Oー111」による食中毒事件で

子供を含む4人が命を落とした。

食材に付着している菌類をトリミングで取り除く

べきところ、金儲けだけのために安全性を無視し

「Oー111」菌による食中毒を引き起こした。

これを受けて厚生労働省は、食品の安全性の

確保に備えて、生肉の提供に対する新基準を

策定して10月1日から全ての卸業者や飲食店に

適用することになった。

新しく設けられた基準では、殺菌のために

60度の温度で2分間以上加熱して、各表面から

1cmの深さまで加熱処理をする。

従来から安全性を重視していた店舗で行われて

いた表面の加熱処理方法だ。

通常、1cmのトリミングでユッケ用に利用できる

部分は1/3程度にまで減る。

安全性を無視して全体を商品化する場合との

提供価格差は歴然としている。

客の方も値段だけでなく、安全性を備えているか

否かの適格な判断をする心構えが必要だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月9日金曜日

中秋節が近付く

早春の川  油絵






9月12日は中秋の名月で、中国では春節と

同様に、非常に大事なお祝いの日、中秋節だ。

満月の日に家族が全員で丸いテーブルを囲み

丸い形をしているスイカやを月餅を食べる。

この時期に台湾や中国では至る所で月餅が

売られており、餡による種類が非常に多い。

一般的には豆が主体で卵を多く使った漉し餡、

風の口当たりを備えているものが多い。

詰め合わせの月餅では、果物やハス、栗などの

実が入ったもの、中には肉まんのような具が

入ったものなど多彩だ。

外からは中の餡が見えないので、口にして

これは何味だ、という楽しみ方も。

だが、最近、例にもれず毒性を備えた甘味剤や

着色剤などを使用している危険な月餅が多く

出回るようになり、世界各国で月餅を輸入禁止

対象品にしている国が少なくない。

鳥インフルエンザ感染の可能性も備えていると

しているほか、危険な薬剤の含有が問題に。

既に、30カ国を超える国が中国製の月餅の

輸入を、郵送も含めて禁止にしている。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月8日木曜日

新たな豚インフルエンザが発生

雲海の富士山  油絵






2009年4月にメキシコ南部の養豚場で発生した

インフルエンザがヒトに感染して世界中に

広がった新型インフルエンザでは、およそ2万人

近い人たちが亡くなった。

9月2日、アメリカの疾病対策センター(CDC)は

アメリカ国内で豚インフルエンザに感染した2人の

子供が見つかったと発表した。

2人は、それぞれ別の場所で感染しており、1人は

豚に直接触れていたためと推定されているが、

他の一人は豚には近づいておらず、世話をして

いた人が豚に接触していたためとされている。

2009年のタイプとは異なるタイプで、現在の

ところヒトからヒトへの感染の形跡はないと言う。

2人とも、昨年にインフルエンザの予防接種を

受けていたにも拘らず効果がなかったようだ。

前回のように、全く新しいウィルスを備え

インフルエンザとしてまん延しないよう願いたい。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月7日水曜日

怖いキノコが広がる

不死山と蓬莱山  油絵






キノコのシーズンになり、秋の山ではキノコ狩りが

盛んな時季になった。

毎年、キノコを採っている経験者でも種類を見誤る

ことがあり、ニュースになったりする。

昨年も道の駅で売られた「シメジ」が毒を備え

種類であることが判り大騒ぎになる事件があった。

毒キノコの「クサウラベニタケ」は、ウラベニ

ホテイシメジと非常によく似た外観を備えている

ので間違うことも多く、特に注意が必要だ。

特に最近、コナラなどのナラ類の多い林では
注意が必要とされるのが枯れ木に生える

「カエンタケ」の存在だ。

その名の通り赤色をし、手指のように分岐した

形状をしたものもある。

問題は、このキノコが備えている猛毒性だ。

触れるだけで炎症を引き起こし、誤って食べると

激しい嘔吐や下痢に襲われ、運動障害を引き

起して死に至ることもあるから恐ろしい。

美味しそうだとか、間違いなさそうだとかの素人

判断で、怪しいキノコを口にするものではない。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年9月6日火曜日

糖尿病予防にサンマを食べよう

楼蘭の月  油絵






サンマの季節が本格化してきた。

北海道に続いて、復興工事が進む宮古港にも

本州側で初のサンマが水揚げされた。

水産庁の調査では、昨年よりは豊漁の年に

なるそうだが、水揚げや加工に備えた被災地の

水産基地の復旧が間に合わないので、関西への

供給量には少し不安はある。

サンマを食べて元気に、にピッタリの話題が

記事になっていた。

サンマやイワシなど油脂成分を多く備えている

魚を多く食べる男性は、あまり食べない男性より

糖尿病になるリスクが3割も違うと言う。

タイやマグロなどの脂分の少ない魚には、効果は

見られないし、また、女性には、男性のような

差が見られなかったそうだ。

飽食と不摂生が祟ってメタボになっている男性

諸君は、この秋はサンマを大いに食すべし。

被災地への支援にも大いに貢献することに。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?