朝日の富士山 油絵
ハンガリーの子供たちにとっては9月1日は
非常に忌わしい日となった。
1日から、ポテトチップスやお菓子類、それに
アイスクリームなど、塩や砂糖が多く含まれてる
ものに対して税金が掛けれて値上りになった。
理由は、ハンガリーの国民は他のヨーロッパ
諸国の人たちに比べて健康状況が良くないため
塩分や糖分を多く含むスナック菓子類の摂取を
控える健康増進策、医療費削減策としている。
メタボになる人を減らし、国の医療費負担を減らす
のは課税の目的としては説得力を備えている。
だが、本音は5~20%の課税による税収額は
88億円程度になると見込まれている。
金融危機以降、経済の低迷で財政危機に陥って
いるハンガリーはEU連合から財政赤字の削減を
求められており、世界で初の「ポテチ税」となった。
この「ポテチ税」の採用は日本も課税源として
見逃す手はなない、と財務省は考えているのでは。
ポテトチップスの日本国内消費量は莫大だ。
正確には判らないが、40万トンほどありそうだ。
仮に40万トンの製品があるとすれば100g入りの
袋で40億袋。
1袋100円で10%課税すれば、たちまちにして
400億円の歳入増となる。
メタボ対策で国の医療費負担も減り万々歳だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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