花と塔 油絵
20年前にスペースシャトルで打ち上げられた
アメリカの大気観測衛星「UARS」が、役目を
終えた後も宇宙を周回していたが、9月23日
頃に大気圏に突入して落下して来ると言う。
お彼岸の日にとんだ降臨があったものだ。
約5.6トンもの総重量を備えた衛星で、赤道を
中心にして南北に広い範囲が落果する予想地と
なっており、いわばどこに落ちるかも判らず、
1ヶ所にまとまって落ちるのではなく、大気圏に
突入した際にばらばらになってしまい、分解した、
破片が広範囲にばらまかれることになる。
計算では、誰かに破片が当る確率が3200分の
1だから、宝くじに比べれば非常に当る確率が
「良い」天からの授かりものだ。
宇宙には1万を超える使用済みの大きな衛星
からロケットの破片やゴミ類が漂っている。
これらはいずれ地球上に落下してくる危険性を
備えているので、おちおちしてはいられない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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