ページ

2011年9月5日月曜日

十津川郷に再び大水害

残雪の富士山  油絵






山深い郷士の里、十津川を再び豪雨が襲っている。

台風12号による豪雨は、9月5日朝現在、奈良県、

和歌山県などで、すでに死者24人、行方不明

54人が報告される大災害に。

明治22年(1889年)、十津川郷 を襲った大雨は

十津川沿い、40Km余りに亘り未曾有うの大水害

もたらし、村を壊滅状態にし、生き延びた人々の

多くは新天地を求めて北海道への移住を余議なく

され、苦労して拓いたのが新十津川村。

今再び襲っている水害で、村の道路は寸断されて

救援隊も近付き難い悪環境に置かれている。

一刻も早い救助を願うばかりだ。

大台ケ原は日本一雨の多い山。

この山の東西に位置する村々には、既に1600~

1800mmを超す量の雨を降らした台風12号は

全く以って、けしからぬ「のんびりさ」を備えた台風だ。

高知沖に接近してから3日間かけて、雨を降らし

続けて北上し、日本海に抜けた。

気象庁の台風情報では、この間、「ゆっくり」北上が

続いていた。

「ゆっくり」とは、時速10Km以下を指すと言う。

TVで放映していた世界陸上の50Km競歩では

1位の記録が3時間41分25秒だったから、時速

13.53Kmになり、競歩よりも遅かったのだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















0 件のコメント: