湖畔の秋 油絵
堺市の関西電力の敷地内に日本で最大の太陽
光発電能力を備えた発電所が完成した。
約7万4千枚の太陽光発電パネルを敷き詰め、
最大発電能力、1、100万Kwを備えている。
これで約3000世帯分の電力が賄えるという。
完成式典での発電量は、晴天にも拘らず7300
Kw余りの数値が表示されていた。
気まぐれな自然相手の難しさだ。
菅総理の置土産の再生エネルギー買取法案は
電力会社に自然エネルギーに由来する電力を
買い取ることを義務付けただけのもの。
エネルギーの買取価格は専門委員会で決めら
れことになっているので、参入を狙う業者の
暗躍も目立ってきた。
かっては世界一の座に在った電池パネル業界も
影が薄く、既に中国製が日本市場を食い始めた。
太陽光発電のコストが最も高く、原子力の8倍
にもなる46~49円なので、ここに政商の旨味が。
欧州を中心に風力発電が盛んだが、日本は
全くの後進国で、2010年度の設備能力は244
万Kwと全世界の約1億9000万Kwに比べて
僅か1.25%にしか過ぎない。
だが、発電コストは10~14円で太陽光に比べ
れば格段に低コストなので期待が掛る。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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