春の里川 油絵
秋になり冬鳥が渡って来る時期が近付いた。
中国東北地方やシベリアから渡って来る冬鳥は
鳥インフルエンザの運び屋でもある。
運ばれた鳥インフルエンザウィルスが直接、間接に
養鶏場のニワトリに感染し、大量の殺処分が
行われることだけは避けたいものだ。
2010年12月から2011年3月までの間に、
全国で鳥インフルエンザにより死亡している
鳥が過去最多の60羽見つかっている。
環境省は、渡り鳥が持ち込む鳥インフルエンザ
ウィルス感染や拡大防止に備えたマニュアルを
作成して都道府県に配布した。
カモ類やワシタカ類を含め、1羽でも死んでいる
鳥を見つけたら、感染確認検査を行うこと。
また、ツルなどの集団飛来地では、出来るだけ
集団を小さくすると共に、えさ場の間隔を空けて
鳥同士の接触を少なくする対策も含まれている。
山野を散歩する際に鳥の死骸を見つけたら
手を触れず、届けることが必要だ。
鳥インフルエンザに感染した死亡者数は、現在も
東南アジアやエジプトを中心に増え続けている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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