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2011年9月7日水曜日

怖いキノコが広がる

不死山と蓬莱山  油絵






キノコのシーズンになり、秋の山ではキノコ狩りが

盛んな時季になった。

毎年、キノコを採っている経験者でも種類を見誤る

ことがあり、ニュースになったりする。

昨年も道の駅で売られた「シメジ」が毒を備え

種類であることが判り大騒ぎになる事件があった。

毒キノコの「クサウラベニタケ」は、ウラベニ

ホテイシメジと非常によく似た外観を備えている

ので間違うことも多く、特に注意が必要だ。

特に最近、コナラなどのナラ類の多い林では
注意が必要とされるのが枯れ木に生える

「カエンタケ」の存在だ。

その名の通り赤色をし、手指のように分岐した

形状をしたものもある。

問題は、このキノコが備えている猛毒性だ。

触れるだけで炎症を引き起こし、誤って食べると

激しい嘔吐や下痢に襲われ、運動障害を引き

起して死に至ることもあるから恐ろしい。

美味しそうだとか、間違いなさそうだとかの素人

判断で、怪しいキノコを口にするものではない。

 
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