赤い花と青い山脈 油絵
牛乳が含んでいる「ラクトフェリン」が、放射線に
よる影響を緩和する働きを備えていることが判った。
マウスによる実験で、「ラクトフェリン」を1ヶ月間
与えたグループと与えなかったグループに放射
線の仲間のX線を全身照射し、30日後の生存
率を比べると「ラクトフェリン」を与えたグループが
85%であったのに対し、与えなかったグループは
62%に止まった。
また、X線照射後に「ラクトフェリン」を溶かした
生理食塩水を腹腔内に注射して被曝後の効果を
調べた結果でも、30日後の生存率は「ラクトフェ
リン」投与のグループは90%近い生存率を示した
のに対し、何もしなかったグループは50%だった。
この結果から、「ラクトフェリン」は放射線に対して
防護の効果を備えていることが明らかになった。
しかし、これはマウスでの実験であり、人体に
対してはどの程度の効果を備えているかは不明だ。
だが、強力な放射線被曝での実験結果を、人間に
当てはめると体重が60Kgの人で6gほどの
「ラクトフェリン」量となり、弱い放射線量の下では
それほど多くを必要としないのでサプリメントでも
相応の期待できる効果を備えていそうだ。
「ラクトフェリン」は熱に弱いので牛乳を熱すると
殆んど失われるので生乳がお勧めだそうだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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