異常な高値が続く野菜

青い花瓶のバラ　　油絵　　10号



夏の猛暑続きが影響して、依然として野菜の値段が

高止まりし、台所を直撃している。

例年よりも卸値では、３０～５０％高の相場が続いて

いるが、どうも理解できないのがニンジンの突出した

高値で、未だに２倍の高値のまま。

北海道などの産地での作付けに、高温に備えた対策が

取れなかったのが大きく影響しているのだろう。

総じて中国野菜への嫌悪感が広がってから、国内産

野菜の価格は高止まりしたままの感は否めない。

今や、白菜やキャベツは半分に、時には１/４に切って

並べられているのが当たり前になっている。

シロネギ（根深）は、１本売りも出現。

日本同様に韓国も野菜価格の高騰は深刻なようだ。

特に中国の東北や韓国では、貯蔵用の漬物やキムチ

などの漬け込みに備えて、白菜は必要不可欠。

韓国では例年、白菜１個が２００円そこそこであったものが

１，０００円近くまでになる史上最高値を付ける事態に。

白菜が変えない事態は、市民生活にとっては危機的な

非常事態なので、遂に政府が乗出し、価格の安定化に

備えた対策として生産者に市場価格の３０％の補助金を

出すことを決めている。

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