ページ

2011年5月3日火曜日

豚肉が危ない 中国での話

キスゲと青い山脈  油絵




3年前に品質をごまかすため、牛乳にメラミンが

混入されて粉ミルクを飲んでいた多数の乳児に

深刻な健康障害を引き起こした事件があった。

この事件後、中国政府はこの種の事件の再発

防止に備えて、食料品に対して厳しい規制を

設けて監督を強化していた。

その頃、豚肉の赤身を多くして高く売れるように

飼料に薬品を混ぜたり、注射するなどをしたため

健康を害する人が多く発生した事件もあった。

この事件でも多くの中毒患者が出て、国は薬剤

使用を禁止し、検査も厳しくしたはずであった。

ところが、その後に脂身を減らし、赤身を増やす

効果を備えている「痩肉精」と呼ばれる薬剤が

広く出回り、各地で中毒患者が続出している。

かっての塩酸クレンブテロールに代ってラクト

パミンなどの毒性を備えた薬品が使用されている。

地域の検査機関も、省の検疫機関、更にと殺場の

検査官も買収されて、汚染豚はフリーパスに。

目まいや震えなどの中毒症が出て、高血圧

心臓病患者には特に深刻な影響が出るという。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?




















0 件のコメント: