凱旋門のある通り 油絵
福島第一原子力発電所の事故後に、東京電力の
総発電能力が3850万Kwまで落ち込み、計画
停電を余儀なくされたが、その後、火力発電所の
稼働や中部電力などからの支援で、4月中旬には
5200万Kwまで供給能力が回復。
例年、夏の需要期には6200万Kw前後が必要と
されるものの、節電効果の期待で今年の夏の
ピーク時の消費電力は5500万Kwと想定。
これに対して供給能力は消費量を上回る5600~
5700万Kwが可能なので、この夏は乗り切りが
可能との楽観的な見通しが発表されていた。
とことが、急な浜岡原発の運転停止で中部電力
からの支援の100万Kwが消えてしまった。
この穴埋めの備えが間に合わないと、一段の
節電が欠かせなくなり、計画停電も現実化しそうだ。
最近のビルや電車は、完全冷暖房装置を備えた
構造のため、窓から外気の取り入れができない。
扇風機すら備えていない通勤電車内は蒸し風呂
ではなく、釜ゆで状態になるだろうと心配に。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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