モネ ひまわり 油絵
福島第一原子力発電所事故による海洋汚染で
福島県から茨城県沿岸部の漁業が禁止され
漁業関係者は仕事を奪われた状態が続いている。
2ヶ月以上も経って、具体的な補償に備えた対応も
進まず、一体海はどうなっているのかと不安が募る。
原発から流出し続けている高濃度の汚染水や
緊急放出された汚染水による海洋汚染の状況の
把握に備えたサンプリング調査が続けられていた。
この程、調査結果が正式に公表された内容では
4700兆ベクレル以上もの汚染水は、原発から
海岸沿いに茨城県の日立市の南部まで約150Km
南下したのち、黒潮に押されて東の方向に向きを
変え、太平洋に向かって拡散していることが判明。
いずれ汚染水の流出は止まり、放射性物質の
沿岸部の海水からの検出数値は下がるとしても
海底に沈下した物質が長く留まり、海藻内や魚類の
体内に蓄積されることは避けられず、周辺を回遊する
魚の安全宣言はいつになるか想像もつかない。
黒潮に乗って北上を続けているカツオは、やがて
茨城県から福島県沖に達し、戻りカツオとなって
南下する時に、戻りカツオが安全性を備えていると
判断せれるのかも心配の種だ。
常陸那珂港の賑わいはいつ戻るのだろうか。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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