街角の賑い 油絵
大地震発生後2カ月目を迎えた5月11日には
被災地の各所で地震発生時刻に合せて犠牲者に
黙祷を捧げる姿が見られた。
死者・犠牲者数は、2万4829人と発表されている。
翌日に当る5月12日は、2008年に8万7000人の
犠牲者を出した四川大地震が発生した日だ。
地元の政府の主催で追悼行事が行われ、3年間の
復興の成果を強調して中央への求心力を高める。
中国政府は、復興に備えて1兆元(日本円で約
12兆5000億円)規模の資金を投入し、220万戸の
住宅を建設したが、未だ仮設住宅での生活者も多く
生活面での大きな格差に不満が燻っている。
また、手抜工事(オカラ工事)で倒壊した学校の
校舎の下敷きになり死亡した小学生の名前も
人数も公表されていない地域もあり、復興とは
言えない不満や悲しみが残る地域もある。
日本の現状でも、未だ復興に向けた国の方針も
まとまらず、司令塔も指揮官の姿も見えず、力の
結集が図れない状況が続いている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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