パリの街角 油絵
冬の寒い最中に、北海道で給食による集団食中毒
事件が発生したが、調査結果では、サラダに付着
していた菌によるものということだった。
初夏となり、暑さが加わると共に細菌類も活動が
活発化し、梅雨入りで湿気が加わると細菌天国に。
細菌は自然発生するものではなく、どこからか
手や食材などに付着して調理場へ入って来る。
新鮮で管理が行き届いた食材を選ぶのが、食の
安全に備える出発点となるが、包丁やまな板の
洗浄も大切なことも自明のこと。
手洗いの励行は基本中の基本であることは、今更
言うまでもないが、家庭内でも食中毒発生の際の
原因は手に付いている菌によるものが大半という。
内閣府の調査で年間2000件ほども発生している
サルモネラ菌による食中毒では、調理した料理に
触れた手から菌が付着したケースが多い。
調理中に、菌が付いている他の食材や器具類
などに触れていたことが原因となっている。
清潔に保つことに加えて、他の物に触れた場合は
面倒でもこまめに手洗いをすることが必要だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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