紅葉と欄干 油絵
ウィルスの仲間であるノロウィルスは体内に入ると
食中毒の非細菌性急性胃腸炎を引き起こす。
冬場によく口にするカキなどが原因となる。
感染すると、潜伏期間がおよそ半日から2日。
おもな症状は、激しい腹痛を伴う嘔吐、下痢、
悪寒、また38度程度の発熱があり、通常、この
ような症状は1~2日間続いて治まる。
このノロウィルスは感染者の糞便や嘔吐物、
またそれらの乾燥したものが粉塵となって経口
感染する。
体内に入ったノロウィルスは、十二指腸から
小腸の上部で増殖して感染性胃腸炎を起こす。
激しい症状は短期間で治まるが、その後も便から
1~3週間はウィルスが排出される息の長さを
備えているので注意が必要。
冬場の発生が多いのはカキの生食に因るところが
多いが、海産物の十分な水洗いや過熱が必要。
生肉や加熱が十分でない肉類にもご注意。
こちらでは O-157やO-111が隙を狙っています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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