残雪の山 油絵
毎日、朝食に常食としていた瀬戸内産のワカメが
スーパーの棚から消えた。
1週間ほどした4月初めに「岩手産」と表示した
ワカメが売られていたので買って帰った。
百貨店の食品売り場では「三陸産」と表示した
ワカメが売られていたが、地方の大きくないスー
パーで岩手産に出会えるとは意外だった。
多分、三陸地方からの供給が途絶えて、関西から
関東へ流れてしまったのだろうし、一気に不人気と
なってしまった三陸産の商品が入れ替わりに関西
地方の田舎までやって来たのだろうと勘ぐっている。
それも3日間ほどで売り切れてしまった。
大手スーパーで探していたら、三陸産のカット
ワカメが売られていたのでこれを購入して辛抱。
全国のワカメの79%を供給していたとされる
三陸産のワカメが消えるとなると、地場のワカメや
海外産のワカメと付き合わざるを得ないようだ。
親潮の海流からして三陸沖では放射性物質の
危険性も備えていないので、産地の早期復活と
慣れ親しんだ商品が棚に戻ることを願っている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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