早春の里川 油絵
中国や韓国では、日本産の食料品の輸入が
禁止されると共に、日本食への敬遠も甚だしく
日本料理店では閑古鳥が鳴いている。
放射線物資が付着したり、含まれたりしている
ことへの警戒感からだが、風評も甚だしい。
放射線放散による危険性の全くない京都や奈良の
観光地でも、宿泊客が半分になっており、期待の
海外からの観光客が激減している。
アメリカや中国で日本からの部品を輸入している
自動車関連企業などの中には、日本国内の部品
製造工場が被災して、部品が届かず休業も発生。
こうした企業では日本に頼らず、外国からの
部品調達に切り替える動きも進んでいる。
また、被災した企業の中には国内での再建を
あきらめて、将来に備えて海外への転出組も。
福島原発事故の後処理が進まないと、日本国内
からの脱出する企業も増えて、益々空洞化が進む。
野菜や魚の日本製品離れは一時だが、工場と
なれば事態は深刻だ。
日本の将来に備えた信頼性のある復興政策を
政治に期待したいが、未だ先が見えない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿