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2011年4月8日金曜日

中国 新疆で大嵐

山中の渓流   油絵




中国の奥地、新疆ウィグル自治区で、4月4日に

かけて大嵐に見舞われた。

風速40メートルの風、大雪、氷点下10度以下に

なる低温、更には視界がゼロになるような砂嵐。

気象の悪い条件をすべて備えている過去に例が

無いような悪天候で、全ての交通手段は途絶。

外に出ようにも出られない天候だったという。

中国は広い、発生する自然災害も想像を絶する。

2~3日で治まって来ているらしいが、この地域で

捲きあげられた黄砂は7日の朝には北京に到達。

週末の雨上がりには日本にもやって来そうだ。

毎年、春の陽気は大陸からの黄砂と共にやって

来るのが日本の春の情景。

春霞などと優雅なことを言っている時代では

なくなって、今では危険物資が一緒にやって来る。

放射性物資こそは含まれていないものの、工場

から垂れ流された煤煙に含まれる有毒ガスが

硫酸塩エアロゾルとなって、黄砂に付着して来る。

洗濯物や車の汚れの問題だけでは済まない。

最近の黄砂が日本人の健康に与える危険性に

備えた十分な準備が必要だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?























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