山中の渓流 油絵
中国の奥地、新疆ウィグル自治区で、4月4日に
かけて大嵐に見舞われた。
風速40メートルの風、大雪、氷点下10度以下に
なる低温、更には視界がゼロになるような砂嵐。
気象の悪い条件をすべて備えている過去に例が
無いような悪天候で、全ての交通手段は途絶。
外に出ようにも出られない天候だったという。
中国は広い、発生する自然災害も想像を絶する。
2~3日で治まって来ているらしいが、この地域で
捲きあげられた黄砂は7日の朝には北京に到達。
週末の雨上がりには日本にもやって来そうだ。
毎年、春の陽気は大陸からの黄砂と共にやって
来るのが日本の春の情景。
春霞などと優雅なことを言っている時代では
なくなって、今では危険物資が一緒にやって来る。
放射性物資こそは含まれていないものの、工場
から垂れ流された煤煙に含まれる有毒ガスが
硫酸塩エアロゾルとなって、黄砂に付着して来る。
洗濯物や車の汚れの問題だけでは済まない。
最近の黄砂が日本人の健康に与える危険性に
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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