樹氷 油絵
3月11日の巨大地震から1ヶ月半になろうとして
いるが、未だ断続的に余震が続いている。
一ヶ月に当る11,12日には震源域の南端に
近い福島県浜通りでは、震度6弱を含む震度5
以上の余震が4回も発生し、M4以上が連日
20回を超える大揺れが続いた。
震源となったプレートの境となる海溝より陸側で
余震が多発していて未だ備えが欠かせない。
この大地震で、震源海域の岩盤が24メートルも
東南東に移動したことが観測された。
圧されていた陸側の岩盤が開放されて伸びた
ことになり、伸びた箇所の岩盤が割れたり、断層を
起したりと、岩盤の破壊で地震が起こっている。
今、心配されているのが本震の震源地の東側
、
海溝よりも東側の圧して来ているプレート内部に
大きなエネルギーが解放されずに残っているので
大きな地震が発生する可能性を備えているいう。
もし発生すれば、M8クラスとなり、再び10メー
トルにも達する津波が襲って来るとされる。
今回の地震を上回るM9.1だったスマトラ沖
地震では、2004年12月の地震から、5年ほど
経った2010年10月にM7.7の余震が発生した。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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