白樺林 油絵
福島第一原子力発電所の事故は、避難地域の
住民のみならず、避難対象地域外である周辺
地域住民も、日常生活や学校生活でも安全に
備えた規制や勧告で不自由さを味わうことに。
国の指針では校庭の放射線量上限値は、1時間
当りが3.8マイクロシ-ベルト(μsv)です。
国際機関が示す年間の「人工放射線量」の限度は
1msvですから、3.8μsvなら263時間です。
既に、一部の小中学校では、屋外での遊びや
クラブ活動で1時間の制限が加えられています。
更に、今度は子供たちの遊び場である公園でも
同じ基準が適用され、自由に遊べなくなりました。
地域によっては原発から数十キロ離れていても
基準値に近い数値を示す校庭もあるようです。
福島県は指定地域では学校だけでなく、公園も
同じ基準で評価し、1時間以内としています。
同じ公園でも場所によって数値にばらつきがあり
実測した人のデーターでは、地上近くと1mの
高さで0.3μsv程度、またコンクリートと土の面、
更に芝生面では可なり高い差が出るそうです。
安全に備えて、被曝量を計算しながらゴルフを
する必要が出て来るやも。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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