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2011年4月21日木曜日

食料不足に備えて

秋の渓谷  油絵






60数年前の戦中戦後の食料不足時代の苦しみを

懐かしくすら思う年配者もすくなかろう。

コメは多収穫米を、野菜はより大型にと品種改良も

専門機関だけでなく一般人も耕した庭の小さな

畝で、より多くの食べ物を得る努力をしたものだ。

それがいつか飽食の時代となり、一抱えもある

カボチャやスイカなどは見かけなり、小振りで

うまい味覚を備えているかを競うようになった。

そうした中、大根の王様、桜島大根と長さの王の

守口大根を掛け合わせて誕生した「桜守(おうもり)

大根」を産み出した高校生のニュースがあった。

収穫された桜守大根は、重さが9.3Kg,長さが

141.8cmあり、平均的な桜島大根の重さの

約1.4倍、長さでは約1.7倍の142cm。

一人では持ち運びに苦労する巨大さを備え

お化け大根が誕生したのだ。

試食した結果では味も悪くなく、これからも、ギネス

ブックに載る桜島大根の記録の31.1Kgに挑戦

するために栽培研究を続けるという。

記録もさることながら、食糧難時代に備え

栽培を普及させる活動も欲しいと願う。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















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