初夏の山川 油絵
連日繰り返し、福島原発による放射線汚染の
被害県や地域を中心に生産品、更には居住者に
まで放射線の危険性を備えているとの悪質な
風評被害が絶えないと報じられている。
こうした風評は、瞬く間に海外にも広まる。
原発事故直後には、汚染地域を中心にした農産
物を中心に、検査による安全性の保証を備えて
いない輸出品の受け入れを禁止した国はある。
事件直後、韓国では日本産のウニやタラまでもが、
風評で危険だとされ、売れなくなっている。
ところが、今度は非常に悪質な事件が発生。
出荷制限が課せられた県の農産物が、他県の
産品である表示にした産地偽装でシンガポールに
輸出され、放射性物資の検査で引っ掛かったのだ。
東北地方から遠く離れているにも関わらず、当然
表示された県も汚染地と報じらるだけでなく、日本
全土が危険性を備えてしまっている報道に。
国民が苦しんでいるときに、このような悪質極まり
ない悪徳業者が横行する国になってしまった。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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