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2011年4月15日金曜日

軽度認知障害の人を助ける

黄葉の林と渓流  油絵




一般的に言われる「ボケ」が出て来て、今までとは

異なった異常行動をするようになれば、周囲の

人も認知症やアルツハイマーの症状を疑えます。

異常行動以前の段階で、「物忘れがひどくなった」、

「同じことを何度も繰り返す」、「同じことを何度も

聞く」ことなどが目立つ段階は軽度認知障害の

レベルで、認知症に進む可能性を備えています。

最近になって、早い段階で軽度認知障害の 人に

適切な機能回復訓練を施せば、60%程度の

人が健常な状態に機能回復することが判りました。

訓練をもってしても、認知症が進行した人も10%

前後存在したようですが、その他の人の殆んどの

人は進行が止まったようです。

軽度認知障害の 診断基準は、本人との会話、

記憶力、判断力、理解力などについての設問に

答えることで障害のレベルが判定されます。

また、機能の障害の回復訓練には、グループで

料理をすること課程が組み込まれているのは

驚きでしたが、料理はボケ防止や回復にとって

有効な要素を備えているようです。

その他は、ゲーム、クイズなどと共に体操や

ダンスなの課程があります。

 
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