ページ

2011年4月14日木曜日

危機乗り切りは家庭の節電がカギに

雲海  油絵




福島原発事故による直接的な影響は、放射性

物資に関連する被害者だけでなく、電力不足を

通じて、東京電力の受給者に広く、大きな影響

与え、この夏は苦労を強いられることに。

毎夏、東電管内では数百万Kwの電力不足が

問題とされてきたが、原子力発電所の稼働率の

アップを中心に、限度一杯に発電能力を上げても

不足する分を、東北電力の女川原発や、北海道

電力、更に中部電力など周辺の電力会社からの

応援でやりくりをして来ており、もともと必要量を

カバーできる余裕を持った備えは無かった。

原発事故による不足分の1000万Kwのうち、

1/3程度は一般家庭の節電に頼らざるを得ない

ことになり、政府は節電方法の指南書まで用意

して節電への取り組みの指導に乗り出した。

先ず対象はクーラーである。

使うなとは言わぬが、こまめにフィルターを掃除

して、設定温度を1度高くすることで目標の1/3。

家電や電気機器類の遊休電力や待機電力を

無くし、コンセントを抜くことや、冷蔵庫をむやみに

開けないことも大事なポイント。

掃除や洗濯、電磁調理器を使う料理などは

需要のピーク時を外して夜半にどうぞ。

夜も眠れなくなれば、更に暑い夏になりそう。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















0 件のコメント: