気象庁は、10月24日に向う３ヶ月間の中期予報を
発表し、概ね平年並みながら、東日本と西日本、
沖縄・奄美では、やや高くなると予報。
日本の天候への影響力を備える偏西風が今後も
日本付近で南から北へ大きく蛇行する状態が
続くため、南から暖かい空気が流れ込みやすく
なり、例年よりも暖かい日が多くなる。
また、低気圧が日本の太平洋沿岸に沿って通過
するようになるため、向う３ヶ月間の雨量は
太平洋側で平年より多くなると予想。
日本海側と沖縄・奄美では平年並みの予想。
また、雪の量は日本海側や北日本・北海道で
平年並みを予想している。
夏の暑さの長期予報では、エルニーニョの発生を
予測した形で厳しい暑さについては例年並みと
予想されていたが、エルニーニョ現象は発生せず、
偏西風の蛇行や太平洋高気圧が例年並みの
強さを備えず東に偏ったため、大阪では８月に
猛暑日が１日もない異常気象となった。
今後もエルニーニョ現象の発生が確実視されて
いないため、今冬の日本は暖冬気味と予測。
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